感染症検査

検査が可能な感染症
インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、溶連菌、マイコプラズマ、百日咳、細菌感染症
迅速抗原定性検査
 インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、溶連菌の迅速抗原定性検査キットを常備しています。検体採取後、短時間(15分程度)で診断が可能です。検体はインフルエンザと新型コロナの検査では鼻咽頭ぬぐい液を用います。検体採取時に鼻腔に痛みを伴ったり、少量の鼻出血を生じることがあります。溶連菌の検査では、咽頭ぬぐい液を用います。(迅速抗原キットの一例:検査のタイミングが早すぎてウイルス量が少ないと陽性となりません)
PCR検査
 PCRはDNAポリメラーゼという酵素を用い、DNA配列の特定領域(標的DNA)を数百万〜数十億倍に増幅させる技術で、わずか数分子という少量のDNA配列を検出し、抗原検査と比較して高感度です。コストが高く、結果判明まで時間がかかります。院内または外注検査。
細菌培養
 喀痰、尿、などの検体を培養して細菌を同定し、各抗生物質への感受性を調べます。判明まで1週間以上かかります。外注検査。
血液検査
 炎症の程度を調べます。また抗体価で補助的に感染を確認します。感染後に抗体上昇まで2,3週間かかります。院内又は外注検査。
その他
 検尿、レントゲン、CT(他院紹介)などで感染のフォーカスを確認します。

感染症にかかったら